11月9日（日）まで開催中の鎌田奈穂展「白い月」の会場風景・出品作品写真を「Exhibitions」にUPしました。このcupで日本酒を味わいたいという方、大切なものを入れたいという方、花を活けたいという方......そして、ただそばにあるだけで満たされる、とおっしゃる方も。林友子さんとの共作のtrayもご好評頂いています。「白い月」たちが浮かぶ空間に、身をひたしにいらして下さい。

いよいよ今週末の10月25日（土）より、2年ぶりとなる鎌田奈穂さんの個展が始まります。純銀で作られた、大きさも形もとりどりのcupたち。個展タイトルのとおり幻想的な白い月のような、銀色の花のつぼみが開花したような......そこにあるだけで周囲の空気が澄んでいくようです。初日は鎌田さんが在廊しますので、ぜひいらして下さい。その日は、Gallery SUの向かって右隣・7号室のヴィンテージグッズ＆雑貨のセレクトショップ「Terra」（13時～18時）、一番右の8号室でAMIさんの「月に一日だけのお菓子店」（14時～17時半）もオープンします。どうぞあわせてお楽しみ下さい。

10月25日（土）より11月9日（日）まで、鎌田奈穂さんの個展「白い月」を開催いたします。前回のベルに続き、今回はcupがテーマ。敬愛する方から贈られた「この曲線が、あなたそのもの」という言葉を胸に、"自分の曲線"を追求しながら制作した作品です。やわらかな丸みを帯びながら、ここしかないという選択を積み重ねて生まれた線の諧調をぜひご覧下さい。詳細は「Exhibitions」をご確認下さいませ。

＊鎌田さんの在廊日は、10月25日（土）の予定です。

10月12日（日）をもちまして、わだときわ展「うら庭」が終了しました。わださんの東京での個展は4年ぶりということもあって、連日たくさんのお客様で賑わい、祝祭のような日々でした。遅ればせながら会場風景・出品作品写真を「Exhibitions」にUPしましたのでご覧下さい（いつもは平地勲さんに撮影して頂いていますが、今回は長田朋子さんが撮影して下さいました）。
わださんが隔年で個展を続けてきた大切な場所、青山のDEE'S HALLがクローズし、その大きな喪失感は埋められないままに、それでも制作と発表を続けていけるよう一緒に模索して実現した展覧会でした。DEE'S HALLオーナーだった土器典美さんとご縁の深かった方々が、「きっと土器さんも喜んで見ているよ」とおっしゃって下さったことが、何よりの励みとなりました。
会場となった「YAECA HOME STORE」の美しい空間とスタッフの方々の温かいサポートにも感謝しています。

        　　　   

2010年10月10日に誕生したGallery SUは、本日15周年を迎えることができました。今までに開催した企画展は、現在開催中のわだときわ展で127回。ひとつひとつ振り返ると、たくさんの思い出が蘇ってきます。この場所を育んで下さった皆様に、心より御礼申し上げます。これからの歳月も、共に重ねていけますように。