4月4日（日）まで開催中の秋野ちひろ展の会場風景・展示作品写真を「Exhibitions」にUPしました。ペイントによる色が加わったことで、より印象深く見えてくる金属の表情をお楽しみ下さい。残すところあと4日間となりましたが、ご売約済みの作品も最後までご覧頂けます。最終日も通常通り19時まで、秋野さんと共にお待ち申し上げております。

昨日より、秋野ちひろ展が始まりました。SUでの個展が昨年で10回目という節目を迎え、また初個展のような気持ちで臨んだという今展。2011年に開催した初個展のこと、それから毎年「新しい自分を見て頂く」という思いで重ねてきた個展、その間に出会えた方々のことなど、秋野さんも私も振り返ると数限りない思い出があり、それに支えられてここまで歩んでこられたことを感じています。今回もどんな出会いがあるのか、楽しみにお待ち申し上げております。

今週末の3月20日（土）より、秋野ちひろ展が始まります。秋野さんは、初日は終日在廊して下さいます。その後、3月22日（月）の12時頃から17時頃までと、4月2日（金）・4日（日）は終日在廊予定です（変更の可能性もございますので、ご了承下さい）。

昨日をもちまして、藤井繭子展「詩布」が終了しました。Gallery SUで展示して頂くのは初めてでしたが、じつは私と藤井さんとの出会いは17年前のこと。藤井さんが自主企画として開催した初個展を拝見して強く感銘を受け、以来交流を深めてきました。その間に、私はGallery SUを開廊し、藤井さんは八ヶ岳に居を移して一層充実した環境のなかで制作を続け、お互いに様々な変化を経ながら機が熟して今回の個展に至ったことを、感慨深く思っております。会期を通じてたくさんの方にお越し頂き、温かいご感想を頂けましたこと、藤井さん共々大変励みになりました。ご高覧下さった皆様に、心より御礼申し上げます。

3月20日（土）より4月4日（日）まで、秋野ちひろさんの個展を開催します。2011年の初個展以来、Gallery SUでは毎年春に秋野さんの個展を開催してきました。秋野さんにとって、春は一番心が揺れ動く季節。いま世界も揺らいでいるなかで、改めて自身の制作や金属という素材について見つめ直し、「何かが変わっていきながらこれまでのものも愛おしく感じる、春のような気持ち」を本展の作品にこめたそうです。ご覧下さる方々の心にも、春がやってきますように。詳細は「Exhibitions」をご覧下さい。

3月14日（日）まで開催中の藤井繭子展の会場風景・展示作品写真を「Exhibitions」にUPしました。「詩布」をご鑑賞頂くにあたっては、まず織りこまれた言葉の痕跡から自由に想像を広げてご覧頂き、その後ご希望の方には藤井さんがそれぞれの作品に秘めた文章をお読み頂いております。連日、作品とご鑑賞者との間で往復書簡のようなやり取りが静かに交わされています。下の作品は、額装作品に到るまでに織り上げられた「習作」です。同じ言葉が秘められていても、額装作品とは異なるイメージのものもあり、見比べて頂くと一層「詩布」の奥行きを感じて頂けることと思います。

雑誌「婦人画報」2021年4月号（3月1日発売）より1年間、「巣立ちの記録  ―ギャラリーから羽ばたいた作品たち―」と題した連載を担当いたします。今までにGallery SUで展示して頂いた作家・作品のご紹介文と、写真家の平地勲さんが撮影して下さった作品写真を掲載します。第1回目となる4月号では、造形作家の宮下香代さんをご紹介しております。ぜひご一読下さいませ。