3月18日（土）より4月2日（日）まで、秋野ちひろさんの個展「からだ」を開催します。からだの中にある様々な部位を新たな眼で見つめ、金属で自由に描いた、秋野さん版の解体新書です。写真の作品は、「Right lung（右の呼吸）」と「Left lung（左の呼吸）」。詳細は「Exhibitions」をご覧下さい。

3月5日（日）まで開催中の林友子展の会場風景・出品作品写真を「Exhibitions」にUPしました。皮膚や惑星の地表を想起させる質感と、鮮烈な色彩が印象的な作品が並んでいます。会場では、今回の作品にこめた思いを林さんが綴った文章もお読み頂いております。ご高覧頂けましたら幸いです。

                  

2月18日（土）より、林友子さんの個展が始まります。林さんの在廊は、初日は終日、2月23日（木）と3月4日（土）は開廊～16時頃までの予定です。建物の前のミモザも咲き始め、ギャラリーの内外で冬から春へと移ろうエネルギーを感じて頂けることと思います。ご来廊を心よりお待ちしております。

2月18日（土）より3月5日（日）まで、林友子さんの個展「触」を開催します。林さんがここ数年、額と並行して取り組んでいる平面作品を展示いたします。作品の源にあるのは、林さんが父親の介護をしている間感じていたという「透明な言語と時間（いわば、知覚以前の反応、皮膚感覚のこと）」です。パネルに土や顔料、箔を塗り重ねては研ぎ、ひたすら手を動かしていくうちに、その時の感覚が蘇ってくるのだそうです。写真は、和紙を裂いて作った紙縒り（こより）を布状に織り上げ、そこに土と顔料を塗り重ねた新たな試みの作品です。作品に流れる透明な時間を、ぜひ体感して下さい。詳細は「Exhibitions」をご確認下さいませ。

雑誌「婦人画報」目次ページ連載「巣立ちの記録　―ギャラリーから羽ばたいた作品たち―」。2023年3月号（2月1日発売）では、石彫家・上田亜矢子さんの作品をご紹介しています。2年間担当したこの連載も、3月号で終了いたします。作品たちがここから羽ばたいていったときのことを振り返り、それぞれの場所で大切にして頂いている現在に思いを馳せる幸せな時間でした。楽しみにご覧下さった皆様、ありがとうございました。