昨日をもちまして、平松麻展「待つ景色」が終了いたしました。ご高覧下さった皆様に、心より御礼申し上げます。Gallery SUで初めて平松さんの個展を開催したのが、2018年のこと。今展で3回目となりましたが、その間の平松さんの歩みの密度と速度を振り返ると、これからどこまで行くのだろうと思わずにはいられません。次回の個展は、再来年開催の予定です。今展でまかれた種がどのような実りを見せてくれるのか、どうぞ楽しみになさっていて下さい。(写真の作品:「明日のための風船」、455×380mm、キャンバスに油彩)
UPしました
11月27日(日)まで開催中の平松麻展「待つ景色」の会場風景・出品作品写真を「Exhibitions」にUPしました。「夜に現れる水」、「瞼を閉じるとき」、「壁との語らい」......皆さん、タイトルもかみしめながら作品に向き合って下さっています。平松さんにとっての景色の開拓の1ページ目、見届けて頂けましたら幸いです。
現在開催中の平松麻展「待つ景色」は、折り返し地点を過ぎました。始まってからの1週間、時空が歪んでいるような気がするほど濃密な時間を作品とお客様とともに過ごすことができました。ご売約済みの作品も最終日まですべてご覧頂けますので、残すところあと1週間、お待ちしております。当初の予定にはありませんでしたが、平松さんが23日(水・祝)にも在廊して下さることになりました。
なお、スイッチ・パブリッシングより11月30日に発売となる平松さんの画集『TRAVELOGUE G』(朝日新聞夕刊に2年間連載された柴田元幸さん訳『ガリバー旅行記』のための挿画77点+描き下ろし・加筆作品22点を収録)の見本を、会場にてひと足先にご覧頂けます。雑誌『MONKEY vol.26』(柴田元幸さんの「いつか翻訳したい小説」11本のための架空の装画を平松さんが描いています)と、『MONKEY vol.28』(平松さんの描き下ろし絵本「絵描きの老人と絵描きの青年」所収)はご購入頂けます。
11月12日(土)より、平松麻さんの個展が始まります。11月12日(土)・13日(日)は、平松さんが終日在廊予定です。今回の作品が皆様にどのように響くのか、平松さんと共に楽しみにお待ちしております。(写真の作品:「遠くを汲む」、652×530mm、パネルに油彩)
*小さなスペースのため、混み合ってしまったときはすこし外でお待ち頂く可能性がございます。寒いなか大変恐縮ですが、何卒ご理解下さいますようお願い申し上げます。
11月12日(土)より27日(日)まで、平松麻さんの個展「待つ景色」を開催いたします。「体内に存在する景色を抽出したい」という願望に突き動かされるように描いてきた10年を経て、「今度はそこを開拓したくなってきました」と平松さんは語ります。これからの10年の序章を、ぜひご高覧下さい。詳細は「Exhibitions」をご確認下さいませ。(写真の作品:「種のケーキ」、273×273mm、キャンバスに油彩 アトリエにて撮影)
森美術館の展覧会に展示されています
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53F)
開館時間:10時~22時(火曜のみ~17時、入館は閉館時間の30分前まで)、会期中無休
「クートラスと現代美術」公開のお知らせ
10月6日に、「青花の会」の企画で、「クートラスと現代美術」をテーマにキュレーターの飯岡陸さん(森美術館)とお話しました。そのときの内容が通信講座として公開されましたので、下記URLよりご視聴頂ければ幸いです。2023年2月5日までの期間限定公開です。
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=947
クートラスのリザーブ・カルト全点が展示されている「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」展(森美術館)は11月6日(日)までです。残すところあと3日、どうかお見逃しなさいませんように。
雑誌「婦人画報」目次ページに連載中の「巣立ちの記録 ―ギャラリーから羽ばたいた作品たち―」。12月号(11月1日発売)では、岩清水久生さんの作品をご紹介しています。ぜひご高覧下さい。